3年生の医療看護クラスで健康生活支援講習を行いました。

3年生の医療看護クラスでは、日本赤十字社愛知県支部の「健康生活支援講習」を受講しています。主に高齢者の方への支援の仕方などについて3日間学びました。車椅子での移動や、高齢者疑似体験、ベッドメーキング、食事の介助、オムツ交換、半身麻痺での更衣、清拭など、さまざまな実技を行いました。ハードな日程の3日間でしたが大変実りある有意義な時間を過ごすことができました。この先、看護系大学等への受験を控える3年生にとっては、こういった体験が他の高校生にはない強みになります。また、この講習の前には、実際の病院で現場を学ぶ、看護体験にも参加しています。看護師の方のリアルな働きぶりに圧倒されつつも、将来の自分の看護師像をイメージすることができました。看護体験で見ていた看護師の仕事の一部を今回の講習で体験することができたので、3年生にとっては看護の道に大きく近づく成長の夏休みとなりました。看護体験と健康生活支援講習を終えた後の生徒は、今まで以上に看護師になることへのモチベーションが高くやる気に満ち溢れていました。

 

 

 

 

 

 

 

中学生一日体験入学

8月2日に、中学生一日体験入学を実施しました。近隣の地区だけでなく、遠方からも多くの中学生が参加してくれました。各教室に分かれ本校ボランティア生徒による学校説明会のあと、希望者は医療看護コース説明会に参加しました。

また保護者に対しても進路説明会を実施しました。

大変暑い中でしたが、誰一人体調を崩すことなく終えることができました。

ボランティア生徒による学校説明会。本校生徒が作成したメッセージビデオを見ているところ

医療看護説コース説明会

保護者対象の進路説明会

部活動見学。吹奏楽部の練習を見学

合唱部よる校歌披露

箏曲部では中学生が琴の演奏に挑戦

弓道部の練習見学

第3学年総合的な探究の時間

6月12日(月)7限は、今年成人を迎える3年生に対して「主権者教育」を行いました。契約やクレジットカードの仕組みについて、また、近年増えている投資詐欺など金銭トラブルについての講話を実施しました。正しい知識を持った成人になってほしいと思います。

<生徒の感想より>

・便利であるクレジットカードには、デメリットや気を付けなければいけない点もあることが分かった。

・詐欺にあう人は今まで一部のイメージでしたが、講話を聞いて、身近にいる人も遭ってしまうんだと怖くなりました。

・あまり成人になるという実感が今までは湧かなかったけれど、講話を聞いて守られないんだと思いました。

 

6月13日(火)6,7限は、県内の大学生に講師としてたくさん来ていただいて座談会を実施したり、地方の理系国公立大学の学長や事務局の方にご来校いただいて講演をいただいたりしました。いよいよ進路希望を固めていかなければいけない中で、その一助となってくれることを願っています。

豊高フェスティバル2日目 体育大会

6月2日予定されていた体育大会も雨天順延。6月5日に体育大会を行うことができました。

3年生にとっては何よりも大切な行事です。競技、応援ダンス、団旗どれも手抜かりはありません。

結団式以降、3年生がリーダーとなり団を率いてきました。今日はどの団もその成果を発揮することができました。

ゴール!

大縄跳び。引かかってもトータル回数点があるぞ。がんばれ

綱引き。黒団は勝っているのでしょうか、負けているのでしょうか

 

 

 

 

 

 

団旗。どの団旗が優勝したと思いますか

借り物競争。借り物見つけてゴール

借り物競争は吹奏楽部の演奏に合わせて

応援ダンスはどの団もスゴイ!

部対抗リレー。体育大会のトリを飾ります

勝ち負けにこだわらない部の参加もあります

表彰式

豊高フェスティバル1日目 文化発表会

梅雨の合間、雨に降られることなく6月1日に豊高フェスティバル 文化発表会 が行われました。各学年1クラスずつで構成された「団」ごとに「調べる・創る」、「演じる」の発表、校内の装飾、文化部、保健委員会、有志の発表が行われました。

今年度はキッチンカーも現れ、昨年以上の盛り上がりを見せました。

発表前の準備は忙しく

華道部、書道部の作品発表

各教室での「調べる・創る」部門の発表。人気の教室では長蛇の列が

吹奏楽部の発表。2階からも声援が飛ぶ

ギター部の発表。茶道部のお点前

「演じる」部門演劇発表

キッチンカーの出現。昼食はずいぶんグルメになりました

 

 

2年生が遠足で名古屋港水族館に行ってきました!

GW狭間の平日、5月1日月曜日に2年生が遠足で名古屋港水族館に行ってきました!この日は少し汗ばむ陽気で、遠足日和となりました。2年生は例年、現地集合・現地解散で行っております。新しいクラスになって1ヵ月ほどが経ち、少しずつクラスにも慣れ、新しいクラスでの交流として大変良い時間になったと思います。

名古屋港水族館内はもちろんのこと、周辺の施設(名古屋海洋博物館、南極観測船ふじ、ポートビル展望室)にも入ることができ、とても勉強になりました。中でも、黒潮大水槽の裏側を見せていただく「バックヤードツアー」にも一部の生徒が参加し、普段では入ることができない施設に生徒たちも大興奮の様子でした。この遠足で学んだことを今後の学校生活でも生かしてほしいと思います。

イルカのパフォーマンスに興奮! かわいいぬいぐるみたち

普段入ることができない黒潮大水槽の裏側「バックヤードツアー」

ポートビル展望室からの眺め

 

 

 

令和5年度入学式

4月6日、令和5年度入学式が行われました。あいにくの雨天ながら、今年度から改められた新制服に身を包まれた320名が堂々入場すると、式場の空気は凛と張り詰めたすがすがしいものに変わりました。

新入生の入場

入学生の宣誓

合唱部による校歌紹介 4年ぶりの復活です

 

翌日は始業式です。新入生も明日から豊田高校の生徒として過ごして行きます。

令和5年度校長着任式・離任式

4月5日、校長着任式・離任式が行われました。新たに校長先生を迎え、今まで何年も一緒に過ごした先生方とお別れをしました。

新たに着任された校長先生から本校にかける強い気持ちを伝えていただきました。離任される先生方からは、本校や本校の生徒に対する熱い思いを話していただきました。

名残は尽きませんでしたが、離任される先生方とはお別れをし、来られる者、去られる者、残る者、ともに明日から新たな気持ちで出発できるように心のリセットができたと思います。

新校長着任

離任者挨拶

離任者退場 とても名残惜しく感じられました

 

卒業式

3月3日、38回生の卒業式が挙行されました。

思えば、38回生は新型コロナウィルスの煽りを受けた学年です。3年前、真新しい制服に包まれ期待と不安でいっぱいで入学式を迎えた途端、「出校停止措置」がとられ、1か月登校できませんでした。どんな気持ちで1か月過ごしたのでしょうか。

それでも、幸いなことにすべての行事が行われ、38回生は体育大会も文化祭も修学旅行も参加することができました。

卒業証書授与

生徒会より卒業記念品贈呈

堂々の退場

それぞれ、思い出を胸に抱き、38回生は本校を巣立っていきました。

第二学年社会人による進路講演会!

生徒が自分自身の進路選択をしていく上で、我々教員だけでなく、いろんな人の考えや価値観に触れる機会がとても大切だと考えています。そんな思いから始まり、その思いに共感してくださったお二人に先日お越しいただきました。

まず一人目は、豊田高校2016年度卒業生の黒野友香梨さんです。中京大学卒業後、旅行会社に就職するものの違和感を覚え、大学の時に魅力を感じたケニアへ。ケニアの人々の温かさ、人間らしさに惹かれ、現在は東アフリカを中心とした現地調査やケニアで雇用を生み出すための活動をされています。

ケニアでの活動を伝える黒野さん

「豊高生に伝えたい思いがある」という黒野さんの熱い思いもあり、1月25日(水)の業後に、希望者を対象に講演会が行われました。講演会といっても、決して一方的な堅苦しいものではなく、遊びを通しながら、「自分の人生は自分で決めて歩んでほしい」という熱いメッセージを生徒に届けてくださいました。

生徒の振り返りでは

・「自分の考えを貫いて前向きに行動していきたい」

・「やってみたいなと思ったことはやるかやらないか悩む前にやる!みんなに応援されているという気持ちで。」

・「周りの意見も気になるけれど、自分を信じて自分で自分の道を選んでいきたいと思いました。」

など、生徒一人一人の振り返りを見て、これからの人生や進路選択をしていく上で間違いなく有意義な時間になったと実感しました。

二人目は、豊田市でフリースクール「Tao Haus」を経営されている信田雄一郎さんです。豊田で生まれ育ち、豊田市の中学校教員を10年以上された経験を経て、昨年の秋、豊田市駅近くにフリースクールを立ち上げられました。地元(豊田)愛に溢れ、豊田に関する情報発信もされながら、日々理想の教育を追究されております。

自身の生き方にも触れ高校生にメッセージを送る信田さん

こちらも希望者を募り、1月27日(金)の業後に約一時間講演会をしてくださいました。信田さん自身のこれまでの生き方や考え方を伝えることはもちろん、生徒の進路に関する悩みや不安についても寄り添い、ともに考えていただき、ときにアドバイスもいただきました。

生徒の事後アンケートでは、「今後に活かしていきたいこと」として、

・「たくさんのことにチャレンジすること」

・「人いろんな人と話す機会を大事にする。自分の将来の夢を友達に話してみる。」

・「人に聞くこと!恥ずかしい、どう思われるかとかを気にせずに、自分が気になったのなら、新しいことをはじめたいと思ったなら一歩踏み出したいと思った。誘われることはチャンスだと思うことを忘れずにしたいです。」

など、とても前向きで、やりたいことに一歩踏み出す勇気をいただけたのだと思います。

これらの機会を通して、生徒が学校教員だけでなく、様々な考えや価値観をもった多種多様な大人に触れることで、生徒自身が「自分はどうしたいのか?」「どんな人生を歩んでいきたいのか?」を自分事として考えられるきっかけになると確信しました。もちろんここからがスタートですが、お二人のおかげで、間違いなく参加した生徒一人一人の進路選択の一助になったと思っています。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。